9月9日に小田原で開かれた生殖看護学会に行ってきました。
看護系の学会に行くのは初めてで、当然ながら、周りは看護師さんや助産師さんなど、看護系の職種のみなさん。(他の学会で見かけた方々が多かったので、すぐに職種が分かりました...)心理職はあまり参加していませんでしたね。
私が一番、聞いてみたかったのは、ドイツで不妊カウンセリングに長年携わってこられ、当事者グループとの関係も深い、ぺトラさんという女性の方のお話。ヨーロッパでの生殖医療事情、卵子提供などの医療を選ぶ人々の動向など、「そうなんだ!」と驚くこともたくさんありました。ヨーロッパの方々は、地続きなこともあってか、お隣の国に行って医療を利用することも珍しくはないのですが、はるばる海を渡る方々も増えているそう。中には、バケーションとセットのツアーで行く、というカップルもいるということで、国によってずいぶん違うものだと思いました。
前日にも、別な会に参加して、そうした海外事情はうかがっていたのですが、実際に海外のカウンセラーさんから聞くと、より一層、実際に行われているのだという実感がわいてきました。
日本も海外へ向かう方々が増えていることも思うと、ここにもグローバル化?と少し複雑な思いも抱きました。
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